湊保育園の保育「遊びが学び」とは・・・


毎日の保育がすべて


 お友だちと一緒に、年齢・発達に合わせた園庭遊びや散歩、運動遊び、製作活動などを楽しむ中で、ゆるやかな階段を一段一段登っていくようにその子なりの速度で、いろいろなことができるようになっていきます。私たち保育士は、見守りつつ必要なときにはそっと手をさしのべます。

 毎日の遊びを通して、自然から様々なことを学び、友達や先生との関わりを通して社会のルールを学びます。


遊びこそ成長の場


 遊びを保育の中心におくからこそ、ルールは大事。ケガや事故につながる場面では、子ども自身で考えることができるよう、しっかりアドバイスしていきます。子どもたちは、ルールを守ってみんなで遊ぶことや、力を合わせて一つの物を作り上げることが、『なんだか楽しい』と気付きます。

 年長さんになると行事で小さな子たちの面倒を見るようになり、自分自身の成長を誇らしく思えるようになります。小さな子たちは年長さんの発表を見て目を輝かせます。私たちは子どもたち同士の関りを大切にしています。


気づくと楽しい


 園庭で、散歩で「大発見!」大人だったら見過ごしてしまうことも、子どもたちには「大発見!」。一緒の目線で見てみると、大人もなんだかちょっと楽しくなってきます。その驚きや喜びに共感し、小さな感動を記録します。

 よい香りを漂わせる天満宮の梅、反射炉の池のおたまじゃくし、園庭に訪れたウグイスの声、スイカ割り、ひげもじゃのトウモロコシむき、どんぐりや落ち葉拾い、散歩で見つけた赤い柿の実、これらの生きた体験が子どもたちの五感を発達させます。