湊保育園の保育「遊びが学び」とは・・・
お友だちと一緒に、年齢・発達に合わせた園庭遊びや散歩、運動遊び、製作活動などを楽しむ中で、ゆるやかな階段を一段一段登っていくようにその子なりの速度で、いろいろなことができるようになっていきます。私たち保育士は、見守りつつ必要なときにはそっと手をさしのべます。毎日の遊びを通して、自然から様々なことを学び、友達や先生との関わりを通して社会のルールを学びます。
遊びを保育の中心におくからこそ、ルールは大事。ケガや事故につながる場面では、子ども自身で考えることができるよう、しっかりアドバイスしていきます。子どもたちは、ルールを守ってみんなで遊ぶことや、力を合わせて一つの物を作り上げることが、『なんだか楽しい』と気付きます。
年長さんになると行事で小さな子たちの面倒を見るようになり、自分自身の成長を誇らしく思えるようになります。小さな子たちは年長さんの発表を見て目を輝かせます。私たちは子どもたち同士の関りを大切にしています。
園庭で、散歩で「大発見!」大人だったら見過ごしてしまうことも、子どもたちには「大発見!」。一緒の目線で見てみると、大人もなんだかちょっと楽しくなってきます。その驚きや喜びに共感し、小さな感動を記録します。
よい香りを漂わせる天満宮の梅、小さな小さなてんとう虫、反射炉の池のおたまじゃくし、園庭に訪れたウグイスの声、ひげもじゃのトウモロコシむき、どんぐりや落ち葉拾い、散歩で見つけた赤い実、これらの生きた体験が子どもたちの五感を発達させます。
湊線で行くお芋掘り。ほとんどの子が初めての乗車体験、わくわくよりもちょっと緊張気味。畑は駅の目の前で、ときどき湊線が通り過ぎていくのに気づかないほど夢中でお芋を掘りました。大きな山が二つできたのを見てみんな満足そうでした。地元で干し芋作りをしている「お芋のプロ」に(忙しい時期なのに)畑を開放してお芋掘りを教えていただきました。
社会福祉法人 芳愛福祉会 湊保育園
311-1229
茨城県ひたちなか市湊中央1-7-17
☎ 029-262-3950